陸上トレーニングメモ(2016.6.18)

レイチェル(日本人です。しかも男性です)と加古川競技場で練習。

・50m×2本
・100m×5本

腰がだいぶよくなったのでスパイクをはいて。

50m1本目、けっこうスピードに乗って走れた。レイチェルがタイム測定を少しミスったようで6秒3台だったみたいだけど、たぶん6秒5くらいとちがうかと。自分でもそのくらいでは走れた感じ。

2本目、勢い込んで走るとすでにバテて体が動かず6秒9台。レイチェルはまたストップウォッチを押すタイミングがずれたらしく、6秒7~8くらいとちがうかと。感覚的にもそのくらい。

100mは完全にバテた状態で。1本目13秒1。えー! 2本目13秒6。えー!! 3本目14秒1。えー!!!

タイムだけ見ると流して走ってるような感じだけどほとんど真剣、笑。練習してないとこんなことになるんですね。4本目は少し復活して13秒9。5本目は14秒1。もうこれが限界です。

明日以降の腰の状態を見て、痛くならなければ本格的に治ってきているので練習の強度を高めていこう。

今年の目標は100mで11秒台、幅跳びができるようになるまで腰を万全に治すこと、この2つ。

終了後は加古川の韓国料理屋(コリアンダイニング 聖)でメシ。うまかったー。ビール飲みたかったー。

Continue Reading

文章の展開がパターン化しない接続詞の使い方、いまだ模索中

「そして」や「また」といった並立の接続詞はなるべく使わないよう意識しています。

とくに1000文字程度の短いインタビュー原稿を書く際は、一度でも使った時点で「負け」と思っているので基本使わない。並立の接続詞を使用した時点で論理展開が破綻している可能性が高いからです。書籍の原稿はさすがにゼロというわけにはいきませんが、安易に用いないよう自分を戒めています。

並立の接続詞には、前後の文や文節をつなぎ、そのつないだふたつの文・文節が対等関係にあることを示す役割があります。

そもそも前後の文脈がしっかりしていれば「そして」や「また」をわざわざ入れる必要はないし、入れないと意味が通じない文章であるのならすでに何らかの論理破綻をきたしていることになります。後者の場合は接続詞に頼るより、文章の展開自体を見直したほうがいい、そう思っています。

と言いながら、つい〝手がすべって〟不必要な箇所に使ってしまっていることはたまにあります。

並立の接続詞に限らず、接続詞はできる限り使わないで文章を書きたいと意識しています。接続詞が少ない文章は、まるで清流に身を任せて川面をすべる小舟のように、意味が淀みなく流れていくから読んでいて気持ちいいです。

しかし、と「しかし」をここで使ったように、逆接の接続詞は例外的によく使用します。川の水面に頭をのぞかせる小岩のごとく、小舟をくるんと逆転させる効果があるからです。

「ぼくはこれこれこう思う。それはこれこれこういう理由です。そうやってこれこれ思っているぼくの意見に対して、それはほれほれだろうという反対意見があるのも理解しています。しかし……」

というように、自分の意見を主張したうえで反論をさしはさみ、その上で自分の意見をかぶせて補強するというような論文的な展開が必要になる場面がけっこうあります。

ある意味、それらしい文章を書く際に逆接の接続詞は便利だったりします。つい多用してしまいがちになるのですが、あまり頻繁に使用してしまうと文章がパターン化して読み手は腹立ってくるんですねー。

展開が読めてしまうというか。言いたいことが分かってしまうというか。

接続詞の使い方はむずかしいです。

***

※ちなみに接続詞に関する好著はこちら『文章は接続詞で決まる (光文社新書)』。接続詞の役割と効果的な使い方が凝縮した一冊で勉強になります。

あとこんな本『文章が一瞬でロジカルになる接続詞の使い方』も。論理的な文章の書き方について、このページで書いたのと同じようなことが書いてありましたので参考に。

Continue Reading

ブックライターとして大切にしていること

ブックライターの仕事に誇りをもっています。この仕事が天職じゃないかと思うほどです。

なぜそう思えるのかというと、著者の方々が世の中の一人でも多くの人にどうしても伝えたい思いを直に伺い、それを一冊の書籍にまとめる大役を任されているからです。ライターが書く原稿の良し悪しで本の出来が決まる、そういっても過言ではありません。

とはいえ、著者本人がペンを握るのが、やっぱりいちばんだとは思います。著者が書いた文章は多少難解な面があったとしても、そのひと言、その表現の選択に、本人にしか分からない経験や思考の痕跡が乗っかっているからです。

その言葉を紡いだ著者の深層心理は、いくらヒアリングを重ねて著者のことを理解したつもりになっていたとしても、ライターには到底踏み込むことができない神聖な領域です。著者から「私の言いたいことをうまくまとめてくれた」とお褒めの言葉を頂戴する機会もあるわけですが、それでも著者本人が汗を流して原稿を仕上げるのがいちばん濃い内容の本になると思います。

ブックライターの自分の存在意義を否定するのかと思われるかもしれません。しかし矛盾するようではありますが、ブックライターがいるからこそ世に出ることがなかったかもしれない宝物のような情報が掘り起こされて一冊の書として編まれ、その宝石のような本が書店に並び、必要とする読者の手に届き、感動や喜びを与えられるようになるのもまた事実です。

著者の思いが読者に届く、これはほとんど奇跡です。その奇跡を起こす当事者のひとりとして、現場に立ち会えるこの仕事に誇りを感じるし、なにより面白くないわけがない。

ぼくのプロフィールは、「職業は編集ライター、仕事は一人でも多くの人の役に立つこと、一人でも多くの人に感動や喜び、希望を与えること。」という一文でしめくくっています。

一介のライターに過ぎませんが、「書籍を通して一人でも多くの人に著者の思いを届ける」のがぼくの「仕事」かなと思っています。

Continue Reading

陸上トレーニングメモ(2016.6.11)

 

効果的なストレッチ方法をみつけて腰の状態が比較的良くなったので、ジョグ+アルファのトレーニング。

・ジョグ10分
・坂道ダッシュ30歩×5本
・100m×3本

いつものように軽いジョグで体を温め、ひさびさに坂道ダッシュ。1本目、腰を気遣いながら。なんとかいけそうなので2本目以降、少しペースをあげて。体力がダダ落ちだけど、まあいいイメージで走れた。

100mは様子見で。1本目13.8、2本目14.1、3本目13.9。(今回から歩数を48歩に)。思いのほか気持ちよく走れた。一歩一歩地面を踏みしめ、体の力を地面に伝えられている感じ。最後までその感覚がばらけずに、比較的スムーズに走れた。でも体力不足で3本目はもうバテバテ。

坂道ダッシュは走りのイメージづくりに役立つ。

坂道ダッシュ(上り)は体に負担をかけられる利点のほか、「前傾」と「軸」がぼくの場合ポイント。

地面が傾斜しているので普通に走るだけで自然と前傾になっているうえ、腰を入れて体の力を地面に伝えるためにはさらに前傾にならざるを得ないので、体が反りがちなぼくにとってイメージ的にいい練習。

軸も同様、腰が引けると体の力が地面に伝わらず、腰を入れて走る結果として軸のイメージを持ちやすい。

まあ、早い話が上りの坂道は走りやすいから好き。

Continue Reading

ぶら下がり健康器で効果を得るのは意外と難しい?

(自分のfacebookからの転載)

ぶら下がり健康器を使い始めて4ヶ月。

20160607_143759

WASAI(ワサイ) ぶら下がり健康器 筋のばし 懸垂トレーニング BS502
(ぶら下がりや懸垂だけでなく何種類かのトレーニングができるのでなかなか便利です。多少ぐらつくけど)

とくに雨の日は嫁さんが洗濯物をかけたくてウズウズしていますが、一度やったらおしまいやからやめてください、とこらえてもらっています。

原稿を書き疲れたときにぶら下がって腰を伸ばすと気持ちいいです。座り仕事の人はいいと思います。

腰や上半身のガチガチに固まった箇所が(いいか悪いかわかりませんが)バキバキと音を立ててもとに戻ろうとして痛気持ちいい。

ただ整形外科の先生曰く、ぶら下がり健康器の効果を得るのは案外難しいとのこと。体を支える腕に力が入り、脱力できないのが理由だそう。腕で体を保持しながら、風に吹かれる洗濯物のようになすすべもないほど脱力するのがコツっぽいです。

ぶら下がるだけの人生では面白くないので積極的に懸垂をやっています。はじめた当初は連続7回がマックスでしたが、4ヶ月で16回できるようになりました。

20回連続が目標。

二の腕の筋肉が恥ずかしいほど盛り上がってきて気持ち悪いです。

Continue Reading

陸上トレーニングメモ(2016.6.5)

 

昨日に続いてきょうも20分ジョグ。

体の軸を意識しながら。

体全体を一本の軸にして、接地ごとに、軸足から脳天にかけて軸の通りを感じられるように。一歩一歩、トントンと、意味は違うけれど打出の小槌のように体の良くないものを下に落としていくイメージ。

軸をうまくつくることができていれば、体全体のバランスが整っていくはず。

走って治す治療法。

週明け以降、取材や出張がない日の朝は10分ジョギングをしよう。

以上

Continue Reading

陸上トレーニングメモ(2016.6.4)

 

きょうはジョグ20分のみ。

昨日、整形外科に行った際のアドバイスを参考にして。日ごろからジョグで体を慣らしておいたうえで、強度の高いトレーニングをさしはさむのがいいと。

きょうは体を慣らす目的。

20分走るだけでも大量に汗が出るし気持ちいいなー。

走り始めは腰が、ぎっくり腰を10とすると6~7くらいのレベルで痛かったけど、10分ほどして体がこなれてくると痛みがやわらいだ。いつもはそこでいい気になってスピードを上げていたけど、きょうは終わり。

ジョグだけを当分続け、かつ回数を多くして走れる体をつくっていこう。

以上

Continue Reading

腰と頸椎のレントゲン

 

たまらずに整形外科に行きました。

腰。

走っては痛みがぶりかえし、休んでは痛みがすこし治まり、走ってはぶりかえし。

しかも腰の痛みはかなりひどい。

ヘルニアだったらどうしよう……。

その心配から、とりあえずレントゲンで骨をみてもらうために整形外科に。

結果、先生曰く、すごいきれいな背骨の並びでなんら問題なし、という拍子抜けというか、うれしいお言葉を頂戴しました。

首の頸椎(けいつい)もついでにレントゲンをとったけど、同じくきれいな骨の並びで問題なし。(ちなみに、いまはストレートネックとは言わないようです)

ではなぜ腰が強烈に痛むのか。

おそらく。

ふだん座り仕事で腰の筋肉ががちがちに固定されているところ、1週間に1度と間隔のあいたペースで比較的強度の強いトレーニングを入れてしまうから。じゃないかということに。

たとえ10分20分でもいいので、2日に1度くらいのペースでジョギングをして、腰や体がつねにほぐれた状態をキープしながら、強めのトレーニングを入れていけばいいのではと。

ほんまもっともな話。

やはり「座る」という姿勢自体、人間の体には良くないようです。

走れる体になるために、走る。

走って治す、という発想自体は間違っていなかった。

トレーニングの時間がとれたら、せっかくやし、ということでどうしても強度を強めてしまうけど、ジョギングだけですませる日を増やそう。そして回数も。

***

※整形外科の先生いわく、「ぶら下がり健康器」は、腕の力の弱い人は効果を得るのはむずかしいとのこと。ぶら下がる際に(力が弱いがために)腕に過度に力が入り、体を脱力できていないというのがその理由。ぶら下がり健康器で効果を得るためには、できる限り腕に力を入れずに体全体の力を抜いてだらーんとするのが大事と。

Continue Reading

靴下バカ一代 奇天烈経営者の人生訓

靴下屋の靴下しか履かない靴下屋の大ファンです。

以前、靴下屋ブランドを展開するタビオの創業者、越智会長に何度かインタビューさせていただく機会がありました。越智会長が語る並々ならぬ靴下愛に感化され、初めて靴下屋の靴下に足を通した感動はいまでも忘れいません。

(なに、この吸いつくようなフィット感……)

越智会長は、「いい靴下は噛めばわかる」と言います。

「靴下はワシ自身や。ほんまにいい商品をつくるためには経営者自身が良くならんとあかん」とも。

そんな越智会長の自著が出版されているのをたまたま本屋で知り、購入して読みました。

靴下バカ一代 奇天烈経営者の人生訓

衝撃。

越智会長のしゃがれた声が聞こえてきそうな関西弁丸出しの語りに度肝を抜かれました。

素晴らしい本です。

越智会長の靴下愛、経営哲学がぎっしり詰まり、泥臭くありながら、でもどこか洗練されたおしゃれ感が漂っている。

ぼくもこんな本がつくりたいと心底思いました。

本書で公開されている『孫子』の教えの解釈は、いくらお金を積んでも手に入らないほど貴重な情報です。中小経営者の方は必ず参考になります。

Continue Reading

カエルの大合唱を聞きながら……

いま夜の10時過ぎ。

きょう一日の仕事を終えようとしている。

ふと気づくとカエルの大合唱。

昨夜まとまった雨が降り、カエルに命が吹き込まれたのだろう。

自宅2階のリビングから見える景色。

田圃に水が引かれ、水面に夕焼けの空が映る。

cropped-1-3.jpg

その田圃を舞台に響き渡る命の声。

いま鳴いておかなければ死んでしまうといわんばかりに懸命に鳴いている。

この時期が一年でいちばん好きです。

Continue Reading