ことしも無事、確定申告を迎えられたことに感謝。

きょう朝一番で地元の税務署に行き、確定申告をしてきました。

2008年1月にフリーランスライターとして独立し、翌2009年2月に初めて確定申告をしたときは緊張しました。

自分ひとりで税務署に行くのが心許なくて、嫁さんについてきてもらったりして(笑)。

ふたりでドキドキしながら申告をしたのはいまでは懐かしい思い出です。

早いもので、今回の確定申告は9回目。つまりフリーになって9年目ということです。

確定申告はたしかに面倒な作業ですが、それもお仕事をいただけているからこそ。確定申告を無事、終えられたこと自体がありがたいと改めて実感します。

一年後も無事、確定申告を迎えられるよう、ことし一年、仕事に誠実に取り組んでいきたいと思います。

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陸上トレーニングメモ(2017.2.19)

近所の堤防で陸上のトレーニング。

・2キロジョグ(キロ5分程度)
・50m坂道バウンディング×5本
・50m×5本
・100m×3本
・200m(という名の流し)×1本

スピード系のトレーニングは7~8割程度で。100mの2本目頃から体動かず。200mはほとんどジョギング状態。いい練習にはなり、体に刺激を入れることはできた。

帰宅後、メディシンボールを使って軽くトレーニング。両足の間に挟んで前に飛ばす方法。メディシンボール投げは体幹トレーニングに加え、全身の筋肉を瞬発的に収縮させる練習になる。

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『文章のかたちとこころ』(尾川正二著)を読んで。

長く積ん読状態にあった尾川正二先生の『文章のかたちとこころ―書くということ (ちくま学芸文庫)』を読了。尾川先生の文章関連の本は清水幾太郎先生の『論文の書き方 (岩波新書)』に代表される文章関連の本とともに座右の書となっています。

『文章のかたちとこころ』はタイトルどおり文章の表現や形式といった「かたち」の解説にとどまらず、「こころ」とことばのかかわりまで示唆してくれる本です。かたちにこだわるだけでなく、こころにまで踏み込むことで、気品と節度をもった文章が書けるようになる、そう教えてくれます。

打ちのめされたなあ。

〝いい文章〟が書けるようになるまで、いったいどれほどの修練が必要なのだろう。

こころに響いた内容のほんの一部を以下に。

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  • 知らないことは語らぬこと。空虚であればあるほど、充実感を装う冗漫な文章になり、スピード感を失う。
  • 作意的になったり、窮屈なことばに頼ると、空疎さを暴露するにとどまる。
  • 自分への信頼――自分の眼、自己への誠実、それが生きた文章を創造する。

***

ブックライターとは、極端にいえば自分がよく知らないこと、自分の専門外のことを著者に成り代わって書く専門家といえます。でも尾川先生は、知らないことを語ろうとすると「充実感を装う冗漫な文章」になるから注意せよとぼくに語りかける。

ブックライターとしての取り組み姿勢。自分のことばで生きた文章を書けるようになるまで、担当する書籍の分野についてよく学べ、そう忠告を受けたようで身がひきしまる。

『文章のかたちとこころ』にはこんな一文もありました。

  • 文章を書くということは、一人の人間の能力全部を出し尽くすということである。

結局、ライターとしての実力を高めるには、自分を磨くしかないのか。先が長いなあ。

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陸上トレーニングメモ(2017.2.4)

陸上の練習仲間のレイチェル(日本人です)と加古川陸上競技場でトレーニング。
競技場で走るのは、9月末に母校の社高校で練習して以来っぽい。

短い距離に慣れる意味も込めて150×10本をすることに。21秒台を目標に。

ペースがよくわからず1本目は22秒かかったけれど、2本目から21秒台キープ。でも5本目の時点で相当体力使い果たした感じに。

休憩して残り5本。21秒台は無理かな、と思っているとなぜか復活し、7、8本目は楽に走れて20’8に。ところが9本目で急に足に来て21秒中盤。ラスト10本目、もがきながら21秒後半。

よく走れたほうだと思う。

自分としても不思議なのは、後半、いったん持ち直したこと。初めてハーフを走って体を厳しく追い込んだ結果、底力がついたのかもしれない。今シーズン、いい入りができそうである。

150mのあと、レイチェル持参のメディシンボール投げ各種。記憶にないほど久々のメディシンボール投げ。投げる瞬間に全身の筋肉をギュッと収縮させるあの感じ。体にいい刺激が入った。

自宅のどこかにメディシンボールがあるので探し出して、自宅でも定期的にトレーニングしようと思う。

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日本最古の神社「伊弉諾神宮」に参拝

急きょ取材が延期になって一日ぽっかり空いたので、淡路島の伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)にお参りしてきました。きょうで二回目。

伊弉諾神宮とは、国生み・神生みの神様である伊弉諾大神(いざなぎのおほかみ)と伊弉冉大神(いざなみのおほかみ)をお祀りした神社です。

『古事記』『日本書紀』によると、男神の伊弉諾大神と女神の伊弉冉大神の最初の子として生まれたのが淡路島でした。両神はその淡路島に天下り、夫婦の契りを結んで国生みの儀式を執り行い、その後、次々と島を生みやがて誕生したのが日本とされています。

伊弉諾神宮は、伊弉諾大神が後に余生で過ごした住居跡に建てられた神社で、『古事記』『日本書紀』に記載がある中では日本最古の神社といわれています。

そんなに伊弉諾神宮に昨年、初めて家族で参拝し、今回、ふと思い立って車を走らせました。

鼻の奥がつんと冷えるほどの寒さのなか、神社の静謐さに全身が包まれたようで、心身が引き締まった気がしました。

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帰りに、神社そばの売店で娘と嫁さんにお土産を買ったところ、お店の人に「このおこわもどうですか」と宝来堂という老舗和菓子屋の酒饅頭「まわり弁天」を勧められて買ったところ、品の良い甘さでめちゃくちゃ美味しかったです。

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