西宮神社と地元・佐保神社の宵えびすで商売繁盛

1月9日、商売繁盛を祈念して西宮神社の宵えびすに行ってきました。

フリーランスとして独立した2008年1月の翌年、09年に初めて西宮神社にお参りして以来、ことしで9回目。はやいもんです。

昨年1年間、商売を見守っていただいたお礼と感謝をお伝えするとともに、ことし一年の商売の抱負をご報告させていただきました。

フリーになった当時は尼崎の武庫之荘に住んでいたので、えびす神社の総本社である西宮神社に詣でるのは自然の流れでした。でもいまは兵庫県加東市に住んでいるので地元の神社に……とも思うのですが、独立以来ずっと拍手を打ってきた神社に毎年お参りするのが礼儀のような気がして、帰省後も毎年足を運んでいます。

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西宮神社には嫁さんと5歳の娘も連れて家族で詣でる予定でしたが、娘が熱を出したのでことしはひとりで。

残念がっていた娘のために大好物のベビーカステラをお土産に購入。

さらに……。

西宮神社からの帰路、甲陽園のツマガリに寄ってケーキを買って帰りました。

だいぶ以前に津曲社長に取材をさせていただいてからの大ファンで、同じく妻もびっくりするほどのツマガリファンなので。

ツマガリのケーキを食べると細胞レベルで満たされる気がします。それほど丁寧につくられています。そんな食べ物をカラダに入れるのが大事だと思っています。ちなみにぼくはグッドロール。嫁さんにはモンブラン、娘にはイチゴのショートケーキ。

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9日の夕方、地元加東市の佐保神社の宵えびすにも行ってきました。娘の熱が引いたので家族3人で。これからもずっと加東市に根を張って商売を続けていくし、嫁さんもこの地元で少しずつ仕事を広げようとしているからです。

えべっさんにお参りし、細胞にもご褒美を与え。あとは前進あるのみ。良い一年になりそうです。

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家に風を通すように、仕事に風を通す

昨夜、風呂あがりのストレッチ中にテレビをつけると、アグネス・チャンが1年間放置していた旧自宅を見に行く企画をやっていました。

邸宅のような立派な家でしたが、外壁が薄気味悪く変色しているだけでなく、家の中にはカビが発生し、茶色い雨漏りのシミがクロスに垂れているという、ちょっとしたホラーな感じに仕上がっていました。

1年って長いようですが、でもたった1年なんですね。1年住んでいないだけで、朽ち果て感が漂ってしまう。

住宅の専門家ではないので詳しいことはわかりませんが、「風を入れていないから」じゃないかなあと思いました。

仮に人が住んでいても、風が入っていない家はなんとなくわかりますね。空気がよどみ、何かいそうな雰囲気が漂っている。

だからぼくは、自宅に風をなるべく通します。花粉やPM2.5が入り込む時期もありますが、それでもなるべく家に風をとり込むようにしています。まあ、たいそうに書かなくても当たり前のことですが……。

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家だけでなく。

仕事に風を通すのも大事な気がします。

うまく言えませんが、どんより湿った気持ちで惰性でやるのではなく、常に感謝の気持ちを「気」として流し、その気の流れに乗って仕事に取り組むというか。こころを動かし、波動を高めて仕事に取り組むというか。

気の流れの良い場所ってなんとなくわかります。むかし、京都と大阪をむすぶ京阪電車「伏見桃山駅」を下車してすぐの伏見大手筋商店街に行った際、「良い気が流れているなあ」と直感したのをふと思い出しました。

そんな気の流れの良い商店街のような人間になりたいし、良い気の流れのなかで仕事に取り組める人間でありたいし、良い気の流れを感じてもらえるような仕事を手がけていきたいなあ、と、アグネス・チャンの自宅を見ながら思ったのでした。

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大阪のライターは不足している?

大阪のライターは不足している?

大阪を活動拠点にライターの仕事をしていると、出版社の編集者さんや広告制作会社の担当者の方などから「ライターの知り合いはいませんか?」とよく聞かれます。

大阪を拠点にしているライターはたくさんいると思いますし、仕事をもっと増やしたいと積極的に営業をしかけているライターもきっと多いはずです。

にもかかわらず、「ライターを紹介してほしい」という制作現場の切実なニーズが絶えることはない。少なくとも、ぼくがフリーライターとして独立してからのこの8年間、そうした声を聞き続けてきました。

できれば紹介したいと思うのですが、ぼく自身、ライターさんの知り合いが多くありません。数少ない知り合いのライターさんはぼくよりもベテランの方ばかりで、常に忙しくされていますし。

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お付き合いのあるクライアントさんによると、大阪にはグルメや旅行などの雑誌系のライターはたくさんいるそうです。ですがビジネス系のこなれた原稿を書けるライターがほんとうに少ないと。

出版社の編集者さんによると、大阪在住の著者の本であるにもかかわらず、関東方面のライターに依頼せざるを得ないという状況も少なくないとのことでした。出張費の負担も大きくなるので、できれば大阪や関西在住のライターに頼みたいけれど、書籍の実績の少ないライターに依頼するリスクを考えるとやむを得ない、ということのようです。

ぼくも含めたライターはマーケティング力に欠け、自分を外部にアピールするのが下手くそ、あるいは苦手なような気がします。

力のあるライターほどブログやSNSなどのツールを使いこなしておらず、その存在を見つけるのがそもそも至難の技、というようなウェブの記事も以前見つけました。

総じてライターは、自分をぐいぐい押し出すのが苦手なんでしょう。

例外なくぼくもそうで。

その壁を打ち破るためにこのブログを始めたのはいいものの。

大阪でライターを探している方の力になれたら、という思いは持っているものの。

このブログを立ち上げて今日の時点で半月ほど経ちますが、文章のトーンというか、書きぶりというか、自分の打ち出し方が定まりません。

このブログがこなれるまで、試行錯誤は続きそうです。

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「書き続けるしんどさ」との闘いからいかに抜け出すか(2)

前回の記事はこちら→『「書き続けるしんどさ」との闘いからいかに抜け出すか(1)

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自分自身が経営資源であるライターの多くは、自ら原稿作成マシーンと化して利益を稼ぎ出しています。

ではフリーライターが「書く」以外の収入源を確保しようとした場合、どのような手段があるでしょうか。

書籍の執筆に携わっている一人としては、印税を得るという夢があります。しかし目標ではなく夢と書いてしまったように、安定した収入源のひとつとして印税をあてにするのは残念ながら現実的ではありません。印税が得られる機会が一時的に巡ってきたとしても、安定にはつながらないからです。

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印税より具体性のありそうなものをざっと列記してみました。

① 文章の専門家として指導者・セミナー講師などになる道
② 編プロや出版社を立ち上げて事業化する道
③ 知識やノウハウを活かして専門分野のコンサルタントになる道
④ その道の専門家としてコメンテーターとなる道
⑤ noteなどを利用してコンテンツを販売する道
⑥ アフィリエイトブログを立ち上げて広告収入を得る道

いちばん現実味を帯びていそうなのは「①」でしょうか。プロのライターとして独り立ちをしている時点ですでに文章の専門家ですから、そのノウハウを「書く」以外のビジネスに応用する道はもっとも手堅い気がします。

編集者的なセンスやマネジメント能力のあるライターの場合、ステージアップの手段として「②」は考えられます。「書く」という職人作業から手離れし、ひとつ上のプロデューサーの立場で仕事や人材をマネジメントする。ベテランライターにとっての進路の王道という感じでしょうか。

「③」も①と②と同様、いち下請けライターの立場から上流に駆け上がる手段のひとつといえます。

その次の「④」を目指せるのは、実力とブランド力を兼ね備えたひと握りのライターに限られるはず。

「⑤」と「⑥」は書く作業が前提ですが、いま流行りのウェブライター、ブログライター的な発想でいちおう挙げておきます。

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ぼくはいま38歳(2016年2月現在)。40歳をキャリアのひとつの区切りとして考えています。

まず40歳までに自ら仕事を生み出すしくみをつくり、それから「書く」以外の第2の柱を築いていく計画です。

具体的には、「①」よりも「②」か「③」あたりの道を模索したいなとイメージを膨らませたりしています。同世代のライターさんはどうなんだろう……。

もっと具体的な話をこのブログに書けるよう、行動を伴ったイメージングによって望む現実をつくっていこう。

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「書き続けるしんどさ」との闘いからいかに抜け出すか(1)

信頼する税理士の先生から、「ビジネスモデルは貸借対照表には計上されない」という話を伺いました。

たとえば創業間もないベンチャー企業の場合、利益の源泉は経営者本人の頭の中にあるビジネスのアイデアであるケースが多いはずです。

しかし唯一最大の経営資源であるその無形の財産は、貸借対照表の資産の部には計上されないのです(取得原価主義のため)。これから利益を生み出すであろうビジネスモデルは会計上、「無い」のと同じだということです。

スタートアップ企業は利益を稼ぎ出す資産を持たないまま走り出し、お金を借りる手段も限られたなか、それでも走り続けて事業を軌道に乗せなければならない。

そう考えると、ベンチャー企業の立ち上げはほんと難しいんだなというのがわかります。だからこそ起業家の血をかき立てるのだと思いますが。

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利益を生み出すビジネスモデルは会計上、資産ではない――。

フリーライターの弱点もこれに近いように思います。ライターとしての力はあっても、その力は定量評価としては資産とみなされないということです。

フリーライターにとっての最大の経営資源は自分自身です。しかし自分という存在は、ビジネスモデルと同様に貸借対照表には計上されません。

結果、フリーライターはスタートアップ企業と同じように、利益を生み出す資産を持たないなかで、自転車操業的に事業を継続していかなければならないという悲哀があります。

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ライターの経営資源は自分自身――。

これが何を意味するかといえば、自分自身が原稿作成マシーンとして、利益を生み出す装置として、「書き続けなければならない」ということです。

文章を書くのがまったく苦にならないライターは、ずっと物書きとしてやっていけるのだと思います。

ですが、ぼくのように物書きとしての先天的な資質が備わっていない努力系ライターの場合、「書き続けるしんどさ」と格闘し続けなければならないという辛さがあります。

それに耐えられなくなったライターは、出版社や編プロに戻ったり、自ら編プロを興したり、他の職業に転身したりするのかもしれません。

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「書く」辛さは身に染みているけれど、それでもライター業を天職としてまっとうしたい――。

そう願った場合、そしてぼくはそう決意しているわけですが、生き残る手段としては「書く」以外の利益の柱を打ち立てることでしょう。

その第2の柱を築くのが、ぼく自身の今後の課題です。

次回の記事はこちら→『「書き続けるしんどさ」との闘いからいかに抜け出すか(2)

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「コピーライターとフリーライターって何が違うの?」

ライターをしているとたまに聞かれます。

「コピーライターとフリーライター、何が違うの?」

一緒といえば一緒なのですが、違うといえば違う。少なくともライター本人の心構えとしては、明らかに「違う」んです。

ものすごい独断で、おそろしく強引に「ライター」の種類を体系化してみました。

 

 

ライターの種類ざっくりいうと、「コピーライター」と「フリーライター系」に分かれ、フリーライターは「受身の仕事」と「署名記事の仕事」に細分化されるという感じです。

マトリクスで4つの領域に分類したほうが整理しやすいかもしれませんが、「代弁者的立場」と「主観的立場」に大別するためにあえてこの図のようにしました。(ジャーナリストやルポライターがこの位置づけなのかなど突っ込みどころ満載ですが…)

いろいろなライターがいる中で、コピーライターは図のように、広告のキャッチコピーを書く人。

本人の心構えとしては、クライアントを背負って立つ意識が強いです。クライアントの商品やサービスを売るための仕事ですから。

コピーライターは広告・広報・IRの文章担当の立場で、クライアントを強力にサポートしているという自負があります。

だから「コピーライター」という肩書をつけた時点で、「あなたの会社や商品・サービスを世に売り込むのが得意ですよ」と宣伝するようなもんです。

そのプレッシャーに耐えられるだけの実力と自信がある人は、「コピーライター」と名乗るのだと思います。

一方のフリーライターは、〝系〟とつけたようにライターの総称みたいなもの。実体はあいまいで、手がける媒体や得意分野が違ってきます。

それぞれの説明は割愛しますが、分類は「受身の仕事」と「署名記事の仕事」の2つ。

受身の仕事は「代弁者的立場」と言い換えも可能で、つまりは発注者がいて、その発注者の要求に忠実に応える、あるいは媒体の分野や特性を踏まえて文章を書く人。立場としてはコピーライターと似ていますね。

署名記事の仕事はそのままなので説明は省きます。

ぼくは「フリーライター系」の中でも「受身の仕事」、さらにその中の「書籍系ライター」です。

書籍ライターのスタンスは、あくまで著者の代弁者として一冊の書籍にまとめること。

この「代弁者」という立場が最大のポイントなんです(『書籍ライターに求められる能力の3要素。 』で続きを書いています)。

ライターの仕事は、実際にはこんなにきれいに体系化できません。得意とする媒体や専門分野を持ちながら、その周辺の仕事も請ける。それがライターです。

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「どうやってライターになったんですか?」

そう聞かれることがよくあります。

「ライターは専門性の高い職業なので、実績がないと仕事を得るのは難しいはず。でもどんなライターも実績のない素人時代があるわけだから、最初の一歩をどう踏み出した?」

そんな疑問も言外に含まれている気がします。

一概にいえませんが、ライターになる道は次の3つが王道の気がします(フリーランスのライター前提)。

①  広告代理店・広告制作プロダクション出身
②  出版社や編集プロダクション出身
③  新聞記者出身

※ウェブライター、ブログライターはここでははぶいています。

このうち、「③」はライターとしての実力は別格な気がします。

そのほか、「専門性の強い職業出身(金融やIT系企業で働いた経験をもとにライターに転身)」「リクルート関連企業出身」なども。

ぼくの場合は「①」。

大学卒業後に入った会社を「ライターになりたい!」と2年弱で退職。アジアを放浪したのち、パチンコ屋でバイトしながら大阪の広告制作プロダクションに履歴書を送り、素人ながら拾ってもらいました。

ここで疑問があるはず。

「素人なのに、どうやって採用された?」

広告関係の会社は即戦力を求めているので、基本、実績がないと採用されません。

ぼくの場合、最初に5社ほどのプロダクションに履歴書を送ったところ、連絡すらもらえませんでした。

そこで考えたんです。

「ライターの実績はないけど、文章は書けると思ってもらえばええんちゃうか」――と。

そこで履歴書を送る際、趣味で書いていたエッセイを同封したんです。

するとある広告制作プロダクションから面接に呼ばれました。

面接時の社長さんの言葉が忘れられません。

「エッセイ読んだで。下手くそやな。でも人情の機敏を感じる文章や。コピーライターは人の心を打つコピーを書く専門家。君やったらいけるんちゃうか」

履歴書に同封したしょーもないエッセイが採用の決め手になったわけでした。

その社長さんの心を動かしたという点で、冗談ではなく、すでにぼくは立派なコピーライターだったわけです。

ライターになりたい人は実績はなくても、その実績に変わるもの――具体的には「自分は書ける」ことを証明する何かをアピールすることです。

ぼくが採用されたのは2002年。ブログもない時代でした。いまはウェブを通じて自分の文章を発表できます。

ライター第一歩は、〝自分という商品を売り込み、相手の心を動かす文章を書くこと〟から始まるわけですね。

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