神戸新聞「ひと次代を駆ける」に掲載していただきました!

2020年5月24日の神戸新聞朝刊(三木北播面)にて、僭越ながらも私を取材していただいた記事が掲載されました!

「ひと次代を駆ける」という連載で、主旨は「ユニークな発想やアイデア、培った技で地域 を盛り上げ希望をつなごうとする北播磨 ゆかりの人にスポットを当てます」(神戸新聞北播総局Twitterより)とのこと。

私がライターになった経緯、地元の加東市にUターンした経緯、ひとり出版社(スタブロブックス)を設立した経緯をはじめ、地方発の情報発信にこだわる理由などについても丁寧に取材記事にしていただきました。

記事はこちらでご覧になれます>>「ひと次代を駆ける “ひとり”出版社設立 高橋武男さん(42)

どうぞよろしくお願いいたします。

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本年もよろしくお願いいたします。

ありがたいことに9冊の書籍のお仕事をいただきゆるやかに、一部激しく重なりながら進めさせていただいています。

一生懸命、命を懸けて生きているかといわれるとまだまだなのでますますがんばります。守るべき存在がありますからね。

2019年が皆さんにとって良い年になりますように。

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『奇蹟のネジ』を執筆させていただきました。

久しぶりの更新です。

ナニワのエジソンの異名を持つハードロック工業・若林克彦社長をテーマにした書籍『アイデア1本で逆境を乗り越えてきた男の哲学 奇蹟のネジ』を、ご縁あって書かせていただきました。

世界初の〝絶対に緩まないねじ〟ハードロックナットを開発された経緯はもちろん、東海道新幹線にハードロックナットが採用された経緯、日本の新幹線システムの輸出第一弾となった台湾新幹線の受注合戦で日本連合が欧州連合の一騎打ちに勝利した裏側など、ここまで書いてほんまに大丈夫なのかな(?)と思うほどの内容もあります。若林社長やハードロックナットのメディア記事はたくさんあるなか、そのあたりの部分は完全初公開です。

「アイデア一本で逆境を乗り越えてきた男の哲学」
そんなサブタイトルにあるように、どん底に陥りながらも、不可能を可能に変えてきた若林社長の生きざまを通して中小零細企業が自社の強みを活かして生き残る秘訣、というか持つべき心構え、というような内容になったのではないかなと思います。

「どん底まで落ちても這い上がったら強いでっせ。でも、どん底でくたばったらしまいでんがな。マーケットに入ろうと思ったら、必ず試しがあるわけですから。それを乗り越えられるのは、誰よりその商品のことを思う開発者本人なんです」

若林社長の語りの一部ですが、奇しくもこの原稿を書いていた僕自身も、人生の大きな学びのタイミングと重なってしまい…。渦中で筆を握り続けて大変だった分、少しだけ成長させていただいたかなと思います。

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ブックライターの醍醐味。

昨日訪れた京都の夕暮れ。

写真は京阪出町柳。

懐かしい風景。

京阪沿線に住んでいたとき、出町柳のひとつ大阪よりの丸太町駅まで通勤で通っていたことがあるので。

さあ、5年がかりの仕事が始まった。

会社を苦労して立ち上げ成長させてこられた経営者の方々の話を直にじっくり伺えるのがブックライターの醍醐味。

取材は楽しく、書くのは大変。

だけど、取材で得た情報を自らの血肉にして、その内容を文章にしていく過程で成長させていただけるのもブックライターの醍醐味。

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小説の執筆でおうのうしんぎん。

いま実は小説の執筆にチャレンジしています。

これまで小説を書こうと思ったこともなければ、自分が書けると思ったこともありません。いまでも書けるとは思っていないし、実際に書けないので苦労しています。そもそも自分の著書を出したいと思ったことすらありません。

それなのになぜ小説?

立て続けに依頼をいただいたからです。

その意味では、創作意欲の発露の結果として小説に取り組むことになったというより、依頼に応えたいという思いがきっかけになっています。

詳細は明かせませんが、依頼を下さった方の話を伺うといずれも興味深い内容で、「ぜひ本にして一人でも多くの人に」という思いががふつふつとわき上がってきました。

小説というのは手段であって、「一人でも多くの人の役に立つこと、一人でも多くの人に感動や喜び、希望を与えること。」というライターとしての思いや矜持がぼくを突き動かしているような気がします。

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陸上トレーニングメモ(2016.9.27)

きょうは早起きしていつもより2時間ほど前倒しで仕事をスタート。

その2時間のアドバンテージを使って夕方から母校の社高校で陸上の練習。

帰宅後、娘と風呂に入ってご飯を食べて、少し休んでからまた少し仕事。

こうでもしないとトレーニングの時間を捻出できない。

ただ、きょうも一日書籍の執筆だったので、イメージの川に舟を浮かべて乗っかりながらのフロー状態での作業。

そのフロー状態を断ち切ってトレーニングをしたので、帰宅後の夜の仕事は流れに乗れず。

結果、本格的な執筆の前段階のポイント整理を中心におこなった。

***

高校生に混ざって跳躍練習。まあみんな元気。

助走最後の踏切準備動作に重点を置いたジャンプ練習で、何十本と跳ぶわ、跳ぶわ。

ぼくは数本ジャンプするだけで腰が砕けて膝が笑い出すので、ほとんど座って見学、のち、ごくたまにジャンプ、という感じに。

それでもいい練習になった。

踏切準備動作が得意じゃないので、力強く踏み切るイメージの片りんに指先がほんの少し触れたか、触れないか、という手ごたえ。

最後に軽く中助走合わせ。

12歩助走(いや10歩?)で約24メートル。3歩の補助助走3.5メートル。ぱぱっと2本ほど合わせただけなので12歩か10歩か分からなくなった。。。

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執筆中の2冊の書籍の「流れ」に常に漂っている

2冊同時進行で書籍の執筆をしているので、頭の中は2冊の本の内容に支配されている。

というか、2冊の本の「流れ」に常に漂っている感じ。表現、むずかしいですが。

その流れから外れると、また流れに乗るのに時間がかかるので、ずっと身をゆだねていたい。

2つの川に舟を浮かべて、その舟を行ったり来たりしてずーっと流れていたい。そのフロー状態をとぎれさせたくない。

とはいえこれはあくまで願望。

現実的にはほかの仕事もあるし、割り切って流れを断ち切らなければならないときもある。

そのときはプロなので切り替えて確実に仕事を完了させて、また舟に乗り込む。

そうやって仕事優先で思考が展開されていくので、結果として、体を使う陸上のトレーニングが二の次になりがちになる。

陸上のトレーニングをすると、なんというか脳がぽーっとほてってしまい、お花畑をふわふわ漂っているような感覚になってしまうので。脳の血流が全身にまわって呆けた感じになる模様。

練習ができないなんていうのは、いいわけですけどね。

本の世界に入り込んでいると、ブログを書くのもおっくうになる。

最近更新がおろそかになっているのはそのため。まあ、いいわけですけどね。

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陸上のトレーニング

日曜日のきょうは書籍以外の仕事をしたので陸上トレーニング。

時間がなかったので軽めに。堤防で。

・ジョグ10分
・坂道ダッシュ&バウンディング少々
・50m×1本、100m×1本、150m×1本

50mは少し余裕をもって7.1、100m12.4、150m18.9(100mの通過13.1)

最近、新しい腹筋を取り入れたので足の引きつけが少し鋭くなった感じ。

足が後ろに流れにくく、走りやすさを感じた。

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ブックライティングの仕事は、「流れに乗る」のが大切。

100回目の投稿からずいぶん時間が経ってしまった。

これから書籍の執筆を2冊同時に進めていくところで、1冊はもう〝流れ始めて〟いる。それと並行してもう1冊の準備も続けている。

ブックライティングの仕事、書籍の執筆は「流れに乗る」のが大切となる。

書籍の1ページ目から最終ページまでを長い河に見立てたとき、書き手はその上流から河口まで舟に乗り漂いながら文章を紡いでいく。流れに乗るのが大事だから、舟から頻繁に下りていては書きにくい。脳内の連続性が途切れ、筋道が見えにくくなる。

だから書籍の仕事に取り掛かるとき、ある程度のまとまった時間をその1冊のために空けておく。何日も舟に乗り続け、流れに乗って書いたほうがはかどる。内容的にも一本軸が通りやすい。

それを2冊同時に進めるとなると、2艘の舟を一定期間で乗り換えながら、2つの河の流れに身を任せることになる。

片方は激流で、片方は清流。そんなこともありえる。

今回は、両方とも急流、といったところか。

早い流れに身を投じ、疾走感のあるダイナミックで情熱的で読み応えのある内容に仕上げたい。やる気は満ちている。

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2016年9月10日、練習仲間のレイチェルと加古川競技場で陸上トレーニング。

立ち五段跳びをやって14メートルジャスト。ショックを受ける。これについてはまた書こう。

短助走の幅跳び練習。7歩助走距離16m、9歩助走距離20m30~40。

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書籍ライターとしての矜持、やりがい

書籍ライターとして手がけた書籍(新書)が7月末に発売を迎え、アマゾンの売上ランキングでカテゴリ1位が続いています。新書部門全体でもランキング2ケタ台をキープ中。携わった書籍の反響が良いとやっぱり嬉しいです。

著者の先生はその道を極められた方。取材時には、温厚な表情の中にも厳しく仕事に向き合われてこられたからこその人を鋭く射抜くような苛烈な眼差しが垣間見られ、ライターとして常に緊張しながら懸命に、食い入るように話を伺いました。

書籍ライターの仕事はほんと贅沢です。ふだんなら面と向かって長く話ができないような著者の方々から、書籍一冊分もの貴重な話を存分に伺えるのだから。

だからこそ著者の期待に少しでも応えられるよう、自分を高めなければならない。

かんたんじゃない。実力がまったく追いつかず途方に暮れることもある。むしろほとんどがそう。

それでもライターとしてプロの矜持を持ち、目の前の一冊に誠実に立ち向かう厳しさのなかに、この上ないやりがいを見出しています。

 

 

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青森出張で触れた人のあたたかさ

今日―明日で青森に出張。

自宅から車で伊丹空港まで走り、JALで花巻空港まで。そこから高速バスに乗り、盛岡駅で新幹線に乗り換えていま車中の人です。

花巻空港着の予定時間と、乗る予定だった高速バスの出発時間のインターバルが15分しかなく。遅れたらバスの時間を1本遅らせる予定でしたが、その後の新幹線が1時間遅れるのでできれば当初の時間で乗りたいと思い。

案の定、飛行機が定刻より5分ほど遅れ、残り10分。すこし焦ったけれど、トイレも済ませてやや余裕を持ってバスに乗車。

高速バス乗車中に「えきねっと」で盛岡駅から乗る新幹線を予約。取得したチケットは、バスの到着予定時間から12分後。ぎりぎりで心配だったけど、その新幹線を逃すと1時間後になるので。

バスは1分遅れで到着。

「えきねっと」で予約したチケットを受け取るために、みどりの窓口まで走ると先客がひとり。ぼくが焦っているのがわかったようで、窓口対応の途中だったのに先に譲っていただいた。

日本人でなく、おそらくアジアの方。

人の親切に触れ、こころがあたたまる。

ありがとう。

おかげで新幹線に無事乗車することができました。

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