皆さま、よいお年を。

ほぼ日手帳に置いているのはデルタのPARTHENOPEというボールペン(廃盤)で、まだコピーライターをしていた10数年前に買いました。以来、一度留め具が壊れて修理に半年くらいかかった時以外、取材時はずっとこのボールペンを使ってきました。

何名ほどの方を取材させていただいたかなあ。正確にはわかりませんが、ライター人生の多くをこのペンと歩みました。時に軽やかにノートに走らせ、時に脂汗をかいてグッと握り締めたりしながら、なんとかこの仕事を続けてきました。

今年はいろんな意味で大変な年でした。気持ちを込めて仕事に取り組んでいるつもりでも、世に出るといろんな意見をもらったり。自分を信じるしかないのでこれからも前を向いてやっていきます。

新しいことに挑戦すると位置づけた2016年。ぐっと身を固くして縮こまり、なかなか動こうとしてきませんでしたが、ようやくひとつ決めました。来年はそれを本格化させていこうと思っています。

皆さま、今年もお世話になり本当にありがとうございました。感謝、という言葉を使っても嘘くさいので、なんとか仕事で少しでもご恩をお返しできるよう来年以降も引き続きがんばってまいります。このペンを差して。もう古くてつぶれそうですが、笑。

それではよいお年をお迎えください。

(Facebookからの転載)

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京都高雄マウンテンマラソンに出場。コテンパンに打ちのめされる

こんなもん走れるかー。

日本一ハードなハーフマラソン(第3回京都高雄マウンテンマラソン)に出てきました。平坦な道は100メートルほどしかなく、基本上りか下りのみ。つまり合計10キロちょいは上り坂というコース。

前半の上りは速歩きくらいのペースでなんとか走れたけれど、後半15キロ過ぎからの上りはハムストリングがちぎれそうになりほぼ歩き。

友だち曰く、跳ねた走りになってしまっているとのことで、長い距離を走るには走法を変えないとだめかもしれない。

記録2時間25分30秒。男子エントリー786人中544位。

苦手なことにチャレンジしてコテンパンにやられるのもいい経験。エネルギーは確実に動き波動は高まった。

また、来年も、出たい、と思ってしまっている自分がコワイ。

(facebookからの転載)

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神戸空港の駐車場割引を利用するためには

12月15日-16日の一泊二日でことし最後の出張先の札幌に行ってきました。

ことしの札幌は、12月上旬では29年ぶりの大雪とのことで寒い&とにかく地面がツルッツル!

周りの人はスタスタ歩いているのに、ぼくはひとり何か大きなものに踊らされているピエロのように、体を左右にスイングさせながらホテルにたどり着いたのでした。

***

今回は神戸空港を利用し、空港までは車で移動しました。田舎暮らしでもこうして車を利用すれば、全国出張もラクにこなせます。電車より多少交通費はかさみますが……。

復路。駐車場の看板である事実に気づく。

神戸空港の駐車場は「搭乗者割引」という割引システムがあり、入庫10時間超~24時間まで無料なんですね。

24時間以降は1時間150円(以降24時間毎の上限1,000円)。

神戸空港HP駐車料金・割引ご案内

車を利用する人はすごいお得。

でも搭乗者割引を利用するためには保安検査をして搭乗ゲート内に入り、搭乗待合室内にある割引機に駐車券を入れる必要があります。

その処理を忘れた場合でも挽回策はあって、それは帰りの便で到着後、手荷物受取所内にある精算機で料金精算処理をすれば割引料金が適用されるとのこと。

知らない人は何も知らないまま一般料金を支払っているはず。

僕は帰りの駐車場の看板でこの割引システムを知り……。

次、神戸空港を利用する際に忘れないよう、備忘録も兼ねた投稿でした。

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陸上トレーニングメモ(2016.12.17)

午後から7キロと少しジョギング。12月23日の京都高雄マウンテンマラソンまでに一度は20キロを走っていたほうがいいかなと思いつつも、前回20キロにチャレンジして断念して以降、風邪を引いたり、出張が続いたりして走れず。

一週間前の今日、ちょっと走っておこうと思い。

近場で少しアップダウンのあるコースを選び、何度か往復しながら。坂の味をかみしめる。本番のマウンテンマラソンは、ほぼ山を走るトレイルランレベルだと思うので、多少、アップダウンを経験したところで練習にもならないんだろうけれど。

走らないよりはマシだと思い。

平均ペースはキロ5’47秒。このペースで20キロは走れません。

マウンテンマラソン本番はキロ平均6’10~20秒、ほとんど速歩きくらいのペースを刻み、長い上り坂は躊躇なく歩く。この戦略でいこうと思う。

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機上の人、富士山を見る

まるで宇宙から地球を見ているような錯覚を覚えた。

12月7日、伊丹から仙台に向かうANA735便。

取材の準備をしていると、

「本日は北アルプス、富士山がきれいに望めます」

という機長の言葉。

視線を窓外に転じると、雪に覆われた北アルプスの猛々しい岩峰が目に飛び込んできた。

チケット手配会社がいい座席を取ってくれたと感謝しながら眺めているとやがて富士山が。

霞んだ雲の地平線に一瞬、「いま宇宙?」と思いながらも富士山の静かな姿に魅了される。

富士山は、世界や日本の日常がどうあれ、常にこの場所に佇んでいる。

何か不思議な感覚にとらわれながら、今年を挑戦の年と定めた自分の考えが間違ってないんだよと、背中を押してもらえた気がした。

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20キロに初チャレンジして断念

12月3日、午後早めに仕事を終えて20キロ走にチャレンジする。12月23日の京都高雄マウンテンマラソンに向けて。

自宅から、高校駅伝の超強豪校の西脇工業のそばまでいって、引き返してくるという20キロのコース。

途中にタンコブみたいな山がふたつあり、往復で計4回。京都高雄マウンテンマラソンは「日本一ハードなハーフマラソン」というおそろしいキャッチコピーがついていて、累積標高が大変なことになっているので、その練習を兼ねて。

キロ5分50を目標に。これまで10キロを3回走っているので、このペースでは息が上がらないようにはなっている。

なっているが、いざ走ってみると、平坦な道はなんともないが、タンコブの坂がきつい。なるべくペースを落とさずがんばったので余計に。

ちょうど10キロ地点、西脇工業の校門前にたどり着いたあたりでハムストリングに疲れが。

引き返してまたタンコブを2つ超え、最後の下りを終えたところまではよかった。

ところがその直後――。

ハムストリングが突如悲鳴を上げる。400メートルを走り終えたあとのような状態。

しばらく我慢して走ったが、これ以上走り続けるとハムが切れると判断。14キロ地点、1時間23分経過時点でストップしてストレッチ。

その後は、少し走るとハムが悲鳴を上げて歩いて、また少し走って歩いて……の繰り返し。

日が暮れてきて寒くなるなか、残り6キロ(実際にはショートカットして5キロ弱)をヘロヘロになりながら帰った。京都高雄マウンテンマラソン、どうなるんやろ、笑。

SUUNTOのmovescountのキャプチャーがこれ。

上り下りのペースをなるべく一定になるよう走ったけれど、それが足の負担になったか。タンコブをぜんぶクリアしてガタガタに。

* * *

仮に平坦なコースなら、あのままキロ5分50のペースで楽に走れていたのだろうか。14キロ地点でも息は上がっておらず、とにかくハムが痛いだけ。

坂のこわさを思い知った。

12月23日まで、もう一度20キロにチャレンジしておくべきか、その場合は再度、タンコブ2つ超えコースを走るべきか、平坦な道でとりあえず20キロを走破したという自信をつけておくべきか。

……長距離のことはいまいちわからない。

* * *

初めての20キロを途中で断念した翌日、陸上の練習仲間のレイチェルと加古川競技場のトレーニングジムで筋トレ。

クリーンを中心に。

クリーンなんてやるのは5年ぶりくらい。50キロでやってみるとまあまあいけたので、55キロに。5キロのプラスがずしりと体に響く。

ついで60キロに。気を入れたのでまあOK。腰が気になりつつ、重さに体を慣れさせるために70キロにチャレンジ。3回やってみたけど、トップまでぎりぎり上がらず。

でも〝重さに慣れる〟ことが重要なのでこれでよし。スイッチの切れた神経細胞のいくつかが確実にオンに切り替わった。

とりあえず来年夏までにクリーンで80キロまで上げられるようトレーニングしよう。

そうすれば立ち五段で15m半ほどはいけると思う。

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