12月3日、午後早めに仕事を終えて20キロ走にチャレンジする。12月23日の京都高雄マウンテンマラソンに向けて。
自宅から、高校駅伝の超強豪校の西脇工業のそばまでいって、引き返してくるという20キロのコース。
途中にタンコブみたいな山がふたつあり、往復で計4回。京都高雄マウンテンマラソンは「日本一ハードなハーフマラソン」というおそろしいキャッチコピーがついていて、累積標高が大変なことになっているので、その練習を兼ねて。
キロ5分50を目標に。これまで10キロを3回走っているので、このペースでは息が上がらないようにはなっている。
なっているが、いざ走ってみると、平坦な道はなんともないが、タンコブの坂がきつい。なるべくペースを落とさずがんばったので余計に。
ちょうど10キロ地点、西脇工業の校門前にたどり着いたあたりでハムストリングに疲れが。
引き返してまたタンコブを2つ超え、最後の下りを終えたところまではよかった。
ところがその直後――。
ハムストリングが突如悲鳴を上げる。400メートルを走り終えたあとのような状態。
しばらく我慢して走ったが、これ以上走り続けるとハムが切れると判断。14キロ地点、1時間23分経過時点でストップしてストレッチ。
その後は、少し走るとハムが悲鳴を上げて歩いて、また少し走って歩いて……の繰り返し。
日が暮れてきて寒くなるなか、残り6キロ(実際にはショートカットして5キロ弱)をヘロヘロになりながら帰った。京都高雄マウンテンマラソン、どうなるんやろ、笑。
SUUNTOのmovescountのキャプチャーがこれ。
上り下りのペースをなるべく一定になるよう走ったけれど、それが足の負担になったか。タンコブをぜんぶクリアしてガタガタに。
* * *
仮に平坦なコースなら、あのままキロ5分50のペースで楽に走れていたのだろうか。14キロ地点でも息は上がっておらず、とにかくハムが痛いだけ。
坂のこわさを思い知った。
12月23日まで、もう一度20キロにチャレンジしておくべきか、その場合は再度、タンコブ2つ超えコースを走るべきか、平坦な道でとりあえず20キロを走破したという自信をつけておくべきか。
……長距離のことはいまいちわからない。
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初めての20キロを途中で断念した翌日、陸上の練習仲間のレイチェルと加古川競技場のトレーニングジムで筋トレ。
クリーンを中心に。
クリーンなんてやるのは5年ぶりくらい。50キロでやってみるとまあまあいけたので、55キロに。5キロのプラスがずしりと体に響く。
ついで60キロに。気を入れたのでまあOK。腰が気になりつつ、重さに体を慣れさせるために70キロにチャレンジ。3回やってみたけど、トップまでぎりぎり上がらず。
でも〝重さに慣れる〟ことが重要なのでこれでよし。スイッチの切れた神経細胞のいくつかが確実にオンに切り替わった。
とりあえず来年夏までにクリーンで80キロまで上げられるようトレーニングしよう。
そうすれば立ち五段で15m半ほどはいけると思う。