体調不良から抜け出すためにはじめた「半身浴」。副次的な効果も……

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きのう、風呂に関係すること(『アイデアが閃く三つの場所。ぼくの場合は……』)を書いたので、それの続きで。

実家のある兵庫県加東市に帰省した半年後くらいから毎日、風呂で半身浴を続けています。

目的は、汗をかくため。

詳細は省きますが、25歳のころからずーっと体調不良に悩まされていました。病院で検査をしても「問題なし」との結果が出るので、対処法がわからず。わらにもすがる一心で、公には書けないような荒療治(?)に父親の協力を得て取り組み、とにかく痛いので歯を食いしばって継続し、いちばんひどい状態はなんとか脱しました。

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それでも完治するまでには至らず。

いろいろ考えた結果、自分なりに汗をかく必要性を感じ、その手段として半身浴を思いついたわけです。

なぜ汗なのか。

小さいころから運動し、汗をかくことで体内の老廃物を排出するカラダになっていると思ったからです。それが大学卒業後に運動をやめ、汗をかかなくなったことで老廃物が蓄積し、体調不良を引き起こしたのではと。フリーランスに転向した30歳のときに陸上競技を再開したのには、運動によって健康を取り戻すという目的もありました。

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それで半身浴。

結果として大正解です。半身浴をはじめて1年半ほどになりますが、体調不良のデフレスパイラルから完全に抜け出した実感ありです。

半身浴はだいたい30分。はじめた当初は汗をかきにくかったのですが、いまではサウナに入ったようにかんたんに、即、大量の汗がふきだしてきます。通常でも1リットル、多い日で2リットルくらいの汗をかいています。

風呂あがりはカラダすっきり、血液がきれいになって循環しているというか、体内が澄み渡っているような感じがあります。あと1日に1回、芯からカラダをあたためることで自律神経が整い、風邪もひきにくくなっています。

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副次的な効果も。

半身浴ではビールを1本持ち込んで、仕事とは関係ない小説を読んでいます。1日30分、ゆっくりと読書を楽しんでいますが、毎日続けていると意外に読めるんですね。通算すると歴史小説を中心に数十冊、シリーズものの歴史マンガも一作だけですが読破しました。

湯につかりながら小説の世界にひたる――これがオンからオフへのいい切り替えになります。交感神経から副交感神経へとやわらかく切り替わっていく感じがあります。半身浴を終えて体を洗っているとき、いいアイデアがおりてくることが多いです。

心身が健康になって本も読めて、着想まで得られる。半身浴、おすすめです。

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