脇汗を食い止めてくれる強者はいないか。

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ぼくは脇汗を大量にかく。一時期、NHKの有働アナウンサーの脇汗が話題になったが、あんなものは蚊の放屁ほどの威力もない。

緊張を強いられる場面、具体的には取材時の汗の量がひどい。目にも鮮やかなブルーのシャツなんて完全にNG。脇の下付近にシミができるという状況を大きく超え、水浸しレベルの騒ぎになる。シャツだけでなく、その上のジャケットも水浸しだから、色にはこだわり抜く。

シャツはできる限り薄い色、とくに水色系統が良い。ジャケットは濃いグレーが無難。黒だと逆に目立つケースもあるから注意が必要だ。

ブルーやグレー、ピンクのシャツをおしゃれに着こなすビジネスパーソンがうらやましい。そんな爽やかさに憧れてそういう色を買ってみたこともあるけれど、一度着て後悔し、もう二度と着るものか、と脱ぎ捨てた経験数限りなく。

ただし、生地によっては大丈夫なケースもある。口で説明するのは難しいけれど、脇汗が目立たない種類の生地は確実に存在する。シャツでいえば、一例は細かなメッシュタイプの生地。ジャケットでいえば若干毛羽立ったタイプの生地。

数々の失敗を経験しながら生地を見極める目を養ってきたので、いまでは比較的高い確率で汗の目立たないシャツやジャケットをチョイスできるようになった。けっきょく、シャツは白と水色のストライプ、ジャケットはグレー(あるいは夏物は水色も)という、ほとんど変わり映えのないバリエーションになってしまっているけれど……。

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女性用の脇汗パッドをひそかに試してみたこともある。でもあんなものはまやかしに過ぎない。脇汗が吸収されるどころか、ぼくレベルになってくると吸収能力をはるかに凌駕してしまっているから、ためにため込んだ脇汗があるときいっせいに解き放たれて、思いもよらぬ場所まで水浸しになってしまう。

脇汗バットの実体験でいえば、脇汗がどこをどうさ迷ったのかはわからないけれど、なぜか腹のあたりがびしょ濡れになったこともある。脇汗が運河のようにカラダをはいまわり、腹に到達したものと思われる。

脇汗吸収素材のついた男性用のシャツに望みを託したこともある。でも結果は脇汗パッドと大差なし。一度着てそれっきりになった。

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困ったことに、原稿を書いていても脇汗をかく。それも原稿がのってくるほど発汗量が増える。いい原稿が書けると脇も興奮して汗腺が開放されるのだろうか。

このブログを書いているいま、脇汗をかいているかどうか……想像にお任せします。

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