母校の大学の陸上部恩師を訪ねる

大学陸上部時代の顧問の先生とフェイスブック友だちになり、メッセージをやり取りさせていただく中で久々にお会いすることに。

懐かしい片鉾キャンパスはいまは市の図書館と道路になり、3月17日、中宮キャンパスへ。

約5年ぶりにお会いした先生はまったく変わらずお元気で、陸上と教え子の話が尽きないこと尽きないこと。先生のお話を伺いながら、陸上部を第一に考え、学生たちを愛情深く見守り育ててくださっていたんだなと、しみじみと感じました。

試合で遠征に行く際は、先生のワゴン車によく乗せてもらいました。学生にとっては日ごろの練習成果を発揮できる大一番だけど、先生にとっては休日返上の仕事ということになる。

そうやって先生が多大にサポートしてくださっていたからこそ、学生たちは純粋に陸上に打ち込めていたんだなと、家族を持ついまだからこそ余計に痛感します。

大学の4年間育ててもらった恩に報いるためにも、自分が僅かでも社会に貢献できるよう今をがんばろうと、思えた貴重な一日でした。

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ことしも無事、確定申告を迎えられたことに感謝。

きょう朝一番で地元の税務署に行き、確定申告をしてきました。

2008年1月にフリーランスライターとして独立し、翌2009年2月に初めて確定申告をしたときは緊張しました。

自分ひとりで税務署に行くのが心許なくて、嫁さんについてきてもらったりして(笑)。

ふたりでドキドキしながら申告をしたのはいまでは懐かしい思い出です。

早いもので、今回の確定申告は9回目。つまりフリーになって9年目ということです。

確定申告はたしかに面倒な作業ですが、それもお仕事をいただけているからこそ。確定申告を無事、終えられたこと自体がありがたいと改めて実感します。

一年後も無事、確定申告を迎えられるよう、ことし一年、仕事に誠実に取り組んでいきたいと思います。

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『文章のかたちとこころ』(尾川正二著)を読んで。

長く積ん読状態にあった尾川正二先生の『文章のかたちとこころ―書くということ (ちくま学芸文庫)』を読了。尾川先生の文章関連の本は清水幾太郎先生の『論文の書き方 (岩波新書)』に代表される文章関連の本とともに座右の書となっています。

『文章のかたちとこころ』はタイトルどおり文章の表現や形式といった「かたち」の解説にとどまらず、「こころ」とことばのかかわりまで示唆してくれる本です。かたちにこだわるだけでなく、こころにまで踏み込むことで、気品と節度をもった文章が書けるようになる、そう教えてくれます。

打ちのめされたなあ。

〝いい文章〟が書けるようになるまで、いったいどれほどの修練が必要なのだろう。

こころに響いた内容のほんの一部を以下に。

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  • 知らないことは語らぬこと。空虚であればあるほど、充実感を装う冗漫な文章になり、スピード感を失う。
  • 作意的になったり、窮屈なことばに頼ると、空疎さを暴露するにとどまる。
  • 自分への信頼――自分の眼、自己への誠実、それが生きた文章を創造する。

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ブックライターとは、極端にいえば自分がよく知らないこと、自分の専門外のことを著者に成り代わって書く専門家といえます。でも尾川先生は、知らないことを語ろうとすると「充実感を装う冗漫な文章」になるから注意せよとぼくに語りかける。

ブックライターとしての取り組み姿勢。自分のことばで生きた文章を書けるようになるまで、担当する書籍の分野についてよく学べ、そう忠告を受けたようで身がひきしまる。

『文章のかたちとこころ』にはこんな一文もありました。

  • 文章を書くということは、一人の人間の能力全部を出し尽くすということである。

結局、ライターとしての実力を高めるには、自分を磨くしかないのか。先が長いなあ。

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日本最古の神社「伊弉諾神宮」に参拝

急きょ取材が延期になって一日ぽっかり空いたので、淡路島の伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)にお参りしてきました。きょうで二回目。

伊弉諾神宮とは、国生み・神生みの神様である伊弉諾大神(いざなぎのおほかみ)と伊弉冉大神(いざなみのおほかみ)をお祀りした神社です。

『古事記』『日本書紀』によると、男神の伊弉諾大神と女神の伊弉冉大神の最初の子として生まれたのが淡路島でした。両神はその淡路島に天下り、夫婦の契りを結んで国生みの儀式を執り行い、その後、次々と島を生みやがて誕生したのが日本とされています。

伊弉諾神宮は、伊弉諾大神が後に余生で過ごした住居跡に建てられた神社で、『古事記』『日本書紀』に記載がある中では日本最古の神社といわれています。

そんなに伊弉諾神宮に昨年、初めて家族で参拝し、今回、ふと思い立って車を走らせました。

鼻の奥がつんと冷えるほどの寒さのなか、神社の静謐さに全身が包まれたようで、心身が引き締まった気がしました。

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帰りに、神社そばの売店で娘と嫁さんにお土産を買ったところ、お店の人に「このおこわもどうですか」と宝来堂という老舗和菓子屋の酒饅頭「まわり弁天」を勧められて買ったところ、品の良い甘さでめちゃくちゃ美味しかったです。

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西宮神社と地元・佐保神社の宵えびすで商売繁盛

1月9日、商売繁盛を祈念して西宮神社の宵えびすに行ってきました。

フリーランスとして独立した2008年1月の翌年、09年に初めて西宮神社にお参りして以来、ことしで9回目。はやいもんです。

昨年1年間、商売を見守っていただいたお礼と感謝をお伝えするとともに、ことし一年の商売の抱負をご報告させていただきました。

フリーになった当時は尼崎の武庫之荘に住んでいたので、えびす神社の総本社である西宮神社に詣でるのは自然の流れでした。でもいまは兵庫県加東市に住んでいるので地元の神社に……とも思うのですが、独立以来ずっと拍手を打ってきた神社に毎年お参りするのが礼儀のような気がして、帰省後も毎年足を運んでいます。

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西宮神社には嫁さんと5歳の娘も連れて家族で詣でる予定でしたが、娘が熱を出したのでことしはひとりで。

残念がっていた娘のために大好物のベビーカステラをお土産に購入。

さらに……。

西宮神社からの帰路、甲陽園のツマガリに寄ってケーキを買って帰りました。

だいぶ以前に津曲社長に取材をさせていただいてからの大ファンで、同じく妻もびっくりするほどのツマガリファンなので。

ツマガリのケーキを食べると細胞レベルで満たされる気がします。それほど丁寧につくられています。そんな食べ物をカラダに入れるのが大事だと思っています。ちなみにぼくはグッドロール。嫁さんにはモンブラン、娘にはイチゴのショートケーキ。

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9日の夕方、地元加東市の佐保神社の宵えびすにも行ってきました。娘の熱が引いたので家族3人で。これからもずっと加東市に根を張って商売を続けていくし、嫁さんもこの地元で少しずつ仕事を広げようとしているからです。

えべっさんにお参りし、細胞にもご褒美を与え。あとは前進あるのみ。良い一年になりそうです。

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皆さま、よいお年を。

ほぼ日手帳に置いているのはデルタのPARTHENOPEというボールペン(廃盤)で、まだコピーライターをしていた10数年前に買いました。以来、一度留め具が壊れて修理に半年くらいかかった時以外、取材時はずっとこのボールペンを使ってきました。

何名ほどの方を取材させていただいたかなあ。正確にはわかりませんが、ライター人生の多くをこのペンと歩みました。時に軽やかにノートに走らせ、時に脂汗をかいてグッと握り締めたりしながら、なんとかこの仕事を続けてきました。

今年はいろんな意味で大変な年でした。気持ちを込めて仕事に取り組んでいるつもりでも、世に出るといろんな意見をもらったり。自分を信じるしかないのでこれからも前を向いてやっていきます。

新しいことに挑戦すると位置づけた2016年。ぐっと身を固くして縮こまり、なかなか動こうとしてきませんでしたが、ようやくひとつ決めました。来年はそれを本格化させていこうと思っています。

皆さま、今年もお世話になり本当にありがとうございました。感謝、という言葉を使っても嘘くさいので、なんとか仕事で少しでもご恩をお返しできるよう来年以降も引き続きがんばってまいります。このペンを差して。もう古くてつぶれそうですが、笑。

それではよいお年をお迎えください。

(Facebookからの転載)

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企業出版の本づくりに携わる醍醐味。

企業出版として出される書籍の執筆をはじめて10年ほどになりました。

企業出版とは、著者となる社長さんや企業自体が出版費用を負担してつくる出版形態のことです。

商業出版と企業出版の違いのひとつは出版フィーをどちらが負担するかということですが、執筆を請け負うライターとしてのいちばんの違いは「出版社主導の企画内容か」「著者主導の企画内容か」という点です。

商業出版は、基本的には出版社が世に問いたい内容を企画して著者に執筆を依頼します(著者持ち込み企画の場合は別です)。それに対して企業出版は、著者が世に問いたい内容を出版社に持ち込んで制作を依頼します。

企業出版として出される書籍の執筆を請け負う場合、ライターは著者が世に問いたい内容をヒアリングし、その内容をもとに企画構成して文章に落とし込んでいきます。

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ここに落とし穴があります。

それは、著者が世に問いたい内容は、世の中の人がほんとうに知りたい内容なのかということ。

著者の伝えたい内容と読者の知りたい内容にミスマッチが生じていた場合、本の出版は著者の自己満足に陥ってしまうリスクがあり、読まれない本として市場に出てしまう可能性がある。

だから、ぼくのような書籍ライターは、著者、出版社の編集者と3者で「あーでもないこーでもない」と喧々諤々、著者が世に訴えたい内容と読者が知りたい内容をすり合わせていくクリエイティブな作業を続けることになります。

企業出版の書籍づくりが成功するかどうかは、この「あーでもないこーでもない」作業がうまくいくかどうかにかかっているといっても過言ではありません。

著者、編集者、ライターの3者が信頼関係で結ばれているからこそ、この調整作業はうまく運んでこれ以上ないという落としどころが見つかることが多いです。

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こうやって3人4脚で企画構成を練りに練ったうえ、取材に入り、執筆を始めるのが書籍ライターとしての理想のプロセスです。

その企画構成にいたった紆余曲折をみんなで共有している。その企画構成で進めようという企画決定までのプロセスをみんなで共有している。

そうやって3者が企画構成について共通認識をもっておくことで、書籍ライターは自信をもって執筆に入れます。各方面への不必要な配慮といった雑念もなく、純粋に「いい原稿にしあげよう!」とおのずと筆に力が入ります。

さらに企画構成をみんなで共有しているから、書籍ライターは1本筋のとおったブレのない原稿を書きやすくなります。

そうやって書かれた原稿は著者にとっても自分の思いとズレがすくなく、編集者にとっても修正がすくない「よい原稿」になりやすいです。

そんなプロセスを経てつくれた本には、信頼関係で結ばれた3者の思いがぎゅーっと詰まっているから、読者にとっても読みごたえがある「よい本」になってくれる可能性が高いです。

そんな企業出版に携われるのが、書籍ライターとしてのいちばんの醍醐味です。

企業出版に関するお問い合わせはこちら

関連ページ:企業出版をお考えの経営者の方々へ

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手がけた書籍を初めて手にしたときの喜び。

何も買った覚えがないのに宅配便が来た時は、「あ、完成したんかな?」とちょっと嬉しくなります。できたてほやほやの書籍のことです。

手がけた書籍を出版社の編集者さんに送ってもらい、それを手に取る瞬間が好きです。まだ書店に並ぶ前の本。きょうも1冊送られてきました。多くの読者に届きますように。

8月に出版された尊敬する先生の書籍がすでに3刷目で、まだまだ反響があるようです。制作に携わらせていただいた者として本当に嬉しいです。多くの読者に届きますように。

いま進めている2冊の書籍も一冊入魂で頑張ろう。

※facebookからの転載

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友人の活躍を刺激に

保育園から帰ってきた娘を囲み、嫁さんと3人で夕方におやつタイムをしているとき、友人から電話がかかってきた。

「まいど。きょうは家で仕事?」

「せやで」

「娘が〇〇ちゃん(うちの娘)に会いたいって言うてるから、いまから少しだけ家、訪ねてもええかな」

こんな感じで友人は子ども2人を連れて我が家にやってきた。

友人の上の娘は、うちの娘と同じ4歳。これまで2度会って遊んだことがあり、うちの娘のことを覚えていてくれたのだ。

再会して一瞬だけ照れていたけれど、すぐ打ち解けて遊び出す子どもたち。

友人はことし福祉施設をオープンし、いま2店舗目の立ち上げ準備に奔走している。

雇われる身から雇う側へと転身し、事業所を軌道に乗せるまでの生みの苦しみを味わっているのか、友人は体重が激減してかつての容姿は見る影もない。

「とにかく10キロほど太ってくれ。見慣れん」

そんな冗談を言いながらも、地域のために骨身を惜しまず仕事に向かう友人を誇らしく思う。

と同時に、

(おれもがんばらねば)

と、気持ちを新たにする。

子どもがとりもった友人とのちょっとした再会に感謝。

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変化の年、バネを溜め、新たな一手を。

ことしは変化の年と位置づけています。

と同時に、踊り場ですこし足踏みするよう自分を手なずけてもいる。

2008年1月1日にフリーランスのライターとして独立して以来、休まず階段を駆け上がり続けてきました。

アゴがあがり、息はきれ、バネは伸び切り、次の一歩を踏み出す気力も余裕もない。

そんな状態が続き、「これはあかん」といったん止まってしゃがみこむことにしました。

陸上競技には「溜まりバネ」ということばがあります。

ケガなどで練習を長く休むと体が超回復し、本番で高いパフォーマンスを発揮できるような状態をさします。

いまはケガをしているわけではないけれど、階段の踊り場で力を蓄え、次の一歩に備えようと思う。

2016年、後半に入りました。

変化の年として、書籍ライターとしての新しい道を拓く事業を始める予定です。

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